父のカバン

その三歳の坊やは　お父さんが大好きです

お父さんがお仕事に行くとき　いつも抱えてる大きく重いカバン

彼が持ち上げられるような重さではないのに

彼はお父さんの手助けがしたくて　小さな身体で大きなカバンを

抱えて玄関まで運びます　お手伝いが出来て彼は嬉しそう

嬉しそうな我が子を見て　お父さんもまた　嬉しそうです

美しい光景ですが　視野を広げれば　坊やに見えないように　

お父さんが背後から　カバンをそっと持ち上げている事実が

見えてきます

この世と　人間を創られた神様と　私たち人間との間柄も

この親子のようなものではないでしょうか

人類の叡知（えいち）だとか　不断の努力だとかいっても　

親である神様がご覧になれば　三歳の子供同様　

まだまだ幼く未熟な存在に他なりません

ですから　神様の支えを意識し　何事にも感謝して暮らせば

神様は　親心いっぱいに良きように導いて下さることでしょう

天理教会で　親である神様と　子である人間の

究極の家族団欒（だんらん）を　勉強しませんか

私たちは　あなたの訪れをお待ちしています